496の落書き帳

496がなんか思ったことを書いたり書かなかったりする場所です。

にっき「探求」

今朝もスロースタートだった。睡眠はもう少し多めに取るべきなのだろうか。理想的には、学期中は9時には起きて何か食べて、ちょっとだけ予習復習してから授業に行きたいなあ。今のところ23時台になると日記を書き出し、日付が変わると寝なきゃみたいな感じだが、これをもう1時間くらい早めるのがいいのかな。

 

まぁそれは本題ではない。今日は履修を考えるのが目標だったのだが、そもそもこれから何がしたいのかというのを見つめ直したくなってしまった。数年前は、コンピュータがどうやってあんな優秀な挙動をしてくれるのか知りたい、あるいはそれを作りたい、というくらいの気持ちしか無かったのだが、この一年でそれが大体分かり、もはや「やっぱり大変なんだね、面倒くさいんだね、あーやりたくない」とさえ思っている。もう少し補足すると、実験実習を通して、コンピュータに賢い挙動をさせるには人間が滅茶苦茶頑張らないといけないことを体感したので、あんまり面白くなくなってしまった。もっとこう…なんかないのか。機械学習とか?どうも機械学習も大分人間が頑張っているっぽいという話も聞いてしまったが…。

 

今の自分にとって最大の関心ごとは「知識とは何か、情報とは何か」そんなところだろうか。元の動機は人間の知識共有が中々上手くいかないのが嫌だったとかその程度の話なのだが。同じ言葉を用意しても何かを理解する人と理解しない人があり、自然に浮かんだ思考を人に話すと『謎の閃き』と首をかしげられる。自分にとっては簡単なのに、人には説明できないしコンピュータに代行させることもできない処理が存在する…。

 

はるか昔、チューリング先生は人間の挙動を観察しながら計算とは何かを定義した。究極的には計算とは無限の紙とペンと有限のルールに従って文字を読み書きすることでしかないと。それで初めて汎用計算機という概念が訪れたと思われる。一方、現代で勢いを強める機械学習では「知識・能力」とは何らかの関数のことだという見解でやっているが、どうしても何か足りないような気がする。それはなにか、過程というものをすっ飛ばして結果だけを見ているような感があるのだ。もっと本質をついたモデルがあるんではないかと。

 

そういうことをぼけーっと考えていたら1日が終わった。考えたことはまだあるのだが、ちょっと書き切れなかったので明日もう少し書いてみるとするか。

 

全然前に進める気はしないけど、やっぱり、研究、やってみたいな。