496の落書き帳

496がなんか思ったことを書いたり書かなかったりする場所です。

にっき「滑り出し」

初回講義が3つ。大学生活が戻ってきた。そう感じられる1日だった。

講義初回というのは注意して聞いていないといけない。初回は内容が簡単な所から入るだろう、というのはある程度正しいのだが、そもそも始まる前に本質的な情報(成績の付け方や講義の外観や参考書の類)が提供されるだろう。そして本編が始まると、アレ、この講義、思ってたのと違うような、違わないような、などと考えているうちに「まぁ簡単なのでサクサク行きましょ〜」などと進んでいくのはいつものことだ。

特に初回は程々に油断があると言える。初回でなくても、講義中に急に分からなくなったり、あるいは急に分かったりすると(単に疲れてきた場合というのもある)、自分自身の思考が走り、お話から意識が逸れる。ある程度はその時間がないと頭に入っていかないのだが、聞いていない間に大事なところが流れていかないように注意するという無理ゲーをしているわけだ。裏では「あ、今の論点は分かるので、多分しばらくは聞かなくていいだろう、それよりさっきの話題が…」みたいな予測が起きているが、講義初回というのは予測が外れやすい。学習が不十分だからとでも言えるだろうか。

こういうことは教える側(拡張すれば、話をする側)の身としても気にしないといけない。先生飛ばし過ぎだよ、と思う度に我が身を振り返りましょう。まとめるという行為を意識的にしましょう。やはり国語力の問題である。

メタ的な話はここまでにして、今日の講義はどうだったかというと、一つは事前にスライドを読んでしまったのでぼーっとしていて、一つはガイダンス的お喋りだったのでぼーっとしていて、もう一つは理論的になってきたところで集中が切れて駄目になった。まあこんなもんである。ああ、授業中にチャットしていて意識が逸れたんだっけ。そういうのもあるのか。

初回にありがちなぼやーんとしたお話は、自分がちゃんと聴いていたかどうかの判定ができない。何が出来ればいいのか、出来るようになってほしいのかが見えないからだ。ただ、「結局何が出来ればOKなんですか?」という問いはそろそろ幼稚に見えてきて、講義から何かを意識的に引き出すのは学生の方だろと言えなくもないが、じゃあ、今日得たものは何?というと、初回なのでまだ何も見えてきませんが…と元のところに戻ってくる。

とどのつまり、何も掴めていないし、何かできていないことがあるわけでもなく、何すればいいんだろう…?という状態でうだうだしているとエネルギー切れになる。明らかに分かっていなかった話として2次元フーリエ変換が残っていたのだが、やる気がいい感じに切れて残りの時間はようつべに溶けていった。

明日の予習をするのも手だったかもしれない。明日は1コマしかないが、今期で最も要所たる科目の一つと言える。機械学習だ。その前に、先学期の機械学習の内容がガバガバなんですが…??復習しましょうね。

そういうわけで、明確な課題は2つ。フーリエ変換機械学習の復習。明記しないとやらないからな。明日は暇な時間あるんだから頑張ってください。以上。